活動レポート

NPO法人サポートネットひろしまの日々の活動を報告しています。
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2019年11月15日 金曜日

高次脳機能障害研修会が開催されました。

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2019年11月9日(日)13時~16時30分 広島県健康福祉センター大研修室にて 高次脳機能障害研修会か今年も開催されました。 一般社団法人 日本損害保険協会の助成により、無料で広く市民や関係機関の方に参加いただける研修会を、毎年この時期に開催しています。広島県リハビリテーション講習会実行委員会が主催し、当法人は協力団体としてこの研修会に関わっています。

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第1部は 「認知コミュニケーション障害の気づき方、対応法」というテーマで、帝京平成大学 健康メディカル部 言語聴覚科 教授 廣實真弓氏が講演をしました。廣實先生が関わって2019年に翻訳されたばかりの「後天性脳損傷のための認知コミュニケーションチェックリスト日本語版」の紹介をしてくださいました。一緒に過ごしている家族や周りの方が、この表を用いてチェックすることで、もしかしたら認知コミュニケーション障害があるかもしれないな、と気づき、専門家に検査をしてもらうために相談するときのツールとして使うことが目的だということを話されていました。

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第2部は、「高次脳機能障害を抱える方と家族への心理支援」というテーマで、栃内第二病院 リハビリテーション部 副部長 公認心理師 山舘圭子氏が講演しました。山舘先生は、回復期リハビリテーション病院の臨床に携わる傍ら、家族会イーハトーブでピアカウンセラー・高次脳機能サポーター養成講座に取り組んでおられるとのこと。当事者や家族から話を聞くことでたくさんたくさん学ばせてもらった、と話されたことがとても印象的でした。行動の背景にある感情を理解することがとても大切、支援者が当事者や家族の思いを知ることが大事、と繰り返し話されていました。当法人では県内5カ所で、家族相談会を開催しています。備後地区や廿日市地区の相談会では、医療機関の専門家が家族の輪の中に入って話を聞いてくださる機会が増えています。サポートネットの実践をきっかけに専門家が家族や当事者の話に耳を傾けてくださることが広がっていくといいと感じました。

この講演会の内容は、テープ起こしをして、後日冊子にまとめます。年明けに当法人の会員に皆様には送付させていただく予定です。

2019年10月16日 水曜日

講演会「働いている当事者と家族の話」を開催しました

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2019年10月4日(土)13:30〜16:30 B IG FRONT ひろしま ホールにて 講演会「働いている当事者と家族の話」を開催しました。広島市高次脳機能障害支援事業として広島市精神保健福祉課とサポートネットひろしまが協働して企画開催したものです。当事者と家族の体験をまじえた話が聞けるということで、80名を超える参加がありました。第1部は、当法人の副理事で、広島都市学園大学 言語聴覚専攻科教授 言語聴覚士の本多留美さんによる、高次脳機能障害についての基礎講座。様々な症状についての紹介がありました。

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第2部「働いている当事者と家族と専門職の話」では、松江からおいでいただいた佐藤雄一さんとお母様の弘美さんにご登壇いただきました。現在38歳の雄一さんが、交通事故からの20年を振り返って「事故からの再起 働くこと 結婚すること 子育て」というテーマで30分近く話をしてくださいました。なかでも、働き続けるためにしていること、として「休まない、遅刻をしない」「8時間寝るようにしている」「努力しても難しいことはあきらめる。そのかわりできることを人一倍頑張る。物覚えが悪いんで、簡単なところにおいてください と頼めるようになった」と話していました。講演会を聴きに来ていたクラブハウスのメンバーと後日このことについて語り合う機会があり、すごく心に残った、と感想を話していました。結婚を決めた時の押しの強さ?のエピソードは会場に笑いが生まれました。お母様の弘美さんのお話で印象的だったのは、冷静に息子さんの状況を見極めて決断してきた視点でした。親の立場ならば、学校を卒業させてあげたいと思って当然ですが、授業の開始時間に間に合うように通うことができないといった状況を見て、退学を決めたこと、広島に高次脳機能障害の勉強に出向き、交通事故の示談に関わる弁護士の変更を決断したこと、など よく考えて決断されてきたことがわかりました。

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後半は「一応、仕事はしているんですけど。」というテーマで、守下邦昭さんと妻の潤子さんが登壇しました。あらかじめ、打ち合わせを何度かしていて、本多さんの質問に邦昭さんが答える形で講演を組み立てていたのですが、潤子さんから「今、邦昭さんは打ち合わせと違う話ををしていて・・・」と会場が和やかな雰囲気になることも何度かありました。潤子さんからは、事故のあと、邦昭さんが復職を目指していたときに職場で起こしたトラブルや、自宅で次々起きるおかしな行動が続いたとき、小学生だったお子さんの前で気丈にふるまったこと、それでもこらえきれずに泣いてしまったこと、とても精神的に辛かったことが語られました。邦昭さんは仕事を続けるために大事なこととして「頑張りすぎない」と話しておらえましたが、潤子さんからは「家族もひとりで頑張りすぎないことが大事でSOSを出したり、本人と距離を置くことも大事」と家族に向けてアドバイスがありました。こういう話は、医療の人ではなく体験者だからこそ実感を持って伝えられるのだと思います。当事者や家族の声を発信していくことは、当法人の役割の一つであると考えています。これからも続けていきたいと感じました。

2019年8月5日 月曜日

備後地区で講演会を開催しました

 

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2019年8月4日(日)三原市本郷生涯学習センターにて、講演会「高次脳機能障害 働いている当事者と家族と専門職の話」を開催しました。真夏の焼けるような暑さの中、約80名の参加がありました。
 第1部は、当法人副理事で広島都市学園大学 言語聴覚専攻科教授 言語聴覚士の本多留美さんによる基礎講座、第2部は、12年前の交通事故により高次脳機能障害がある守下邦昭さん、邦昭さんの家族で当法人の就労支援施設クラブハウスシェイキングハンズの支援員の守下潤子さんを加えた3人でのお話し「一応仕事はしているんですけど」。12年前の交通事故のあと、復職にチャレンジしたけれどうまくいかなかったこと、新たに介護施設の清掃業務に就いてからも「事件」がいろいろ起きていること、再就職してから6年経ってはいるけれど、家族や職場のサポート・理解が欠かせないことなど、たくさんのエピソードが紹介されました。会場からはときどき笑いが起きるなど和やかな雰囲気。にこにこと人懐っこい笑顔の邦昭さんからの「頑張らないことが大事」(頑張りすぎないこと)という言葉が参加者にとって印象的だったようです。潤子さんからは家族としての立場、支援員としての立場の両方から話がありました。家族の立場からは「悩みは抱えないで周囲の人にSOSを出して助けてもらうとよい」、支援員の立場からは「就労するには、挨拶・返事ができること、素直な態度、言い訳をしないこと、支援者と家族の協力が必要」と話しました。就労するということは、本人の努力だけではなく周囲(家族・企業)の努力によるところが大きい、という見解を話していました。
 

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「当事者の生の声が聴けてよかった」という感想をたくさんいただきましたが、実は、何度かのリハーサルで邦昭さんの答えが毎回違ったところもありました・・・そして本番でも。本多さんと潤子さんは内心ヒヤヒヤ。その時その時で「当事者の生の声」は違うこともぜひ知っていてくださいね。

 10月5日(土)広島市総合福祉センター BIG FRONT ひろしま にて、今回の内容に加え、島根からも働いている当事者 佐藤雄一さんをお迎えして、講演会を開催予定です。近日中にチラシをアップいたします。ぜひお出かけください。

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